こんにちは。
札幌市清田区でカウンセリング付バイオリン教室とインナーチャイルドセラピーを行っている『碧い森』のaoiです。
先日、私の尊敬する師匠が突如頻脈に見舞われまして、
ちょっとドキッとする場面がありました。
その場に居合わせた大人は、歯科医をされているAさんと私。
まずは、Aさんが手慣れた感じで脈を測りますと、120は超えているようでした。
師匠は横になり、寒い、とのことでストーブをつけました。
その間に、Aさんは内科医のご主人に電話。持病や飲んでいる薬の確認などをして
その薬を飲んだ方が良いのかなど相談され、熱はないようだし、
少し様子をみようか、という感じでした。
医師ではない私は、なぜ師匠が急に頻脈になったのかを考えていました。
その場は、いつもより寒かった
師匠はワイシャツ1枚の薄着だった
足が冷えて、指先はとても冷たかった
冷や汗や顔色など、特段異常な様子はないし
寒さが原因かな、と思い
でも心臓もちょっと気になるな、と舌をみせてもらったら
色からやはり心臓に問題はあると感じました。
「師匠、狭心症と言われたことありませんでしたっけ?」と尋ねると
「ある」とのこと。
室温が低かったので体が冷えて、ずっと座っていましたし下半身の血流が悪くなって
心臓に血液を戻す力が弱くなっているなと、
身に着けていた北投石のブレスレットを師匠の身体に乗せて足をマッサージ。
足つぼもチェックさせてもらうと、やはり心臓のあたりで反応がありました。
しばらく足指を動かしたりするうちに
少しずつ足も暖かくなってきて、同時に脈も落ち着き
ホッとしたときにはだいぶ時間も遅くなっていました。
大事には至らなくて良かったと思っていたらAさんが
「aoiさんは、全体が見えるんですね」と。
「自分たちには医師免許があり、専門知識はあるけれど専門外はわからず、もどかしい」と。
医師でもない私が、師匠の舌を見たり、血流に問題があると足をマッサージしたりするのは
確かに妙かもしれませんね。
私は大した知識はないですし、今回の対応も果たして適切かはわからないですが
何か問題が起きたときは必ず「どうしてだろう?」と、繋がりを考える癖があります。
身体と心の繋がり
部分と全体の関係性
結果と原因の読み解き
そして、小さい頃から、いくつかの情報(点)を結んで関連(線)を見つけるのが得意。
昔お世話になった編集者の方は、私のことを
『aoiさんは、点を面で捉えられる人』
と評したのですが
点が線に、そして面にまで見えるとしたら、嬉しいし
最大級の誉め言葉かな、と、ちょっとくすぐったく思います。
木を見て森を見ず
ではなく、
木を見て森がわかる人
そんな風になれたら
バイオリンを教えるにしても
インナーチャイルドのセラピーをするにしても。
バイオリンの課題はバイオリンだけの課題じゃないし
インチャとバイオリンは全く別ではないだろうし
何かで得た経験は、他分野でも生きるはずだし
すべてが繋がって、すべてが良くなっていく
点で存在するあれこれを
線で繋げることができたら
もっと可能性が拡がるに違いないし
そんなアドバイスや対応のできる人になれたら
シナプスをつなぐような役割を私が担えるのなら
それは本当に私の目指すところ。
そんな人に、私はなりたい。
【碧い森】の方向性を再確認した一件でした。
なんかシメの言葉が宮沢賢治みたいになっちゃった。。。(;^ω^)
